◾️疎外感

近い時もあれば、とても遠い時がある。

 

人との距離感を暫く失い、一人でいる時のフォーカス具合に慣れきっていた訳だけど、それでも寂しくなる時もある。が、ネット民の創作物でも見ていれば勝手に紛れて、一人で勝手に楽しくなって、今日もまた若干これでいいのかと更けている。

現実の人の距離感はそこそこにあって、踏み込まないように間を取らないと。

違和感のある状態が怖いから。緊張を悟られたら後悔するから。

踏み込むのが面倒臭いから、観察する。

目を見た時に怯えているかどうか。

怯えている目は分かる。

 

慣れは怖い。

強烈に惹かれていた時の熱は一体なんだったのか。

何によって僕が満たされたのかも分からない。

僕の心を揺する、突き動かす「不明瞭な部分」が見えてきたら

なんだか自然と落ち着いてきて、なぜか不安障害もなくなった。

どうでも良くなったと言うと非常に聞こえが悪いのだけど、好き以上に嫌いになる理由でも作ってしまえば、相手の気持ちがどこへ向いていようと僕には関係ないだとか。さすがに強がりだけど、、、

相手がみんなに優しいやさお君プレイボーイで、僕は沢山嫉妬をしてしまうから仕返しとして僕だってプレイガールな状態をみられて何かを感じていて欲しいと思います。

そうやっていつまで経っても素直にならないんだから。

いい加減大人になれ。素直になれ。

素直になるのはいけないことだと学習したのだ。やりたいことをしては本当はいけない。我慢しないといけない。

それは無自覚のうちに大切に想ってくれているはずの人に対して、素直になれない捌け口として相手を求めている。ただ共感して欲しいのだと。

 

近くなりすぎた時、相手に好かれた時、嫌われた時、一方的に自分を知らしめられて一瞬洪水になれば、時間がたつと収束して1つの排水口に流れていく。

僕はそう言う振る舞いをしていたんだ。

知らないけど

 

 

 

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見えすぎてもう見たくない。

知らない自分を視認したい。

 

整形をした。

大学の卒業制作で注意喚起する側の人間が金を持ったので、やはり我慢できなかった。

新宿のビルに入る前、通りすがりの女の子が僕を見た。

  これから整形をする女の子、だと認識された。

 

僕はしてはいけないことをしていない。

美容外科では当たり前のように正しい答えがあり、その術に基づいて「正義」が行われている。

貴方の「理想」を叶えます。僕の「理想」を肯定します。

 

この空間で得た僕の「成果物」及び「結果」は僕にとって、絶対的な正義であり、それを揺るがすものがいたとすればそれは「敵」になる。(わざわざ分かりやすいように作るほどバカじゃないけれど)

静かに静かに、批判するでしょう。

お金で得た「正義感」に基づいたこの気持ちは、僕を強く、強くする上でとても大切なものであって、それは同時に僕自身を優しく慰める、満たされるものであると。

 

 

生き方は、これが楽しいから、これが良い。

目的の先に関わっている人と繋がるのが楽しい。

長い繋がりの人は戦った後にいつも待っていて欲しい。

 

 

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好きな人はこれを「認める」でしょうか。

 

私は肯定して欲しいのでしょうか。はたまた、そんなことをしなくても大丈夫だよ、可愛いよ、と行為に突っ走る自身止めて欲しいのでしょうか。

可哀想な私に同情して欲しいのでしょうか。 

そうでもしないと、好きな人に構ってもらえないと思っているのでしょうか。

そしてそれを彼は求めているのでしょうか。

面倒臭い。

この一言に尽きるでしょう、普通。

こんなことでもしないと気持ちを繋げることのできないと思っている人間に、生涯寄り添っていきたいだなんて、若さ、賢さ、金、権力、とかの社会的ステータスがなければ価値なんてないのだから。

 

 

動けば動く(関わる)ほど、自分が見えてくる。

鏡のように態度が返ってくる。簡単に欲しいものが手に入らない。

しかし、恐らく「欲しくない」気持ちが返ってきた後の僕は不思議と不安定ではない。

完璧な「欲しいもの」ではなかったが、それは余りにも無意識的すぎて自分でも気づいていないのかもしれない可能性を疑った。

メディアとの答え合わせが僕の生き方なのだけど、僕の駒の回し方を丁寧に教えてくれる人なんていやしない。みんな無責任であり、誰も肩代わりなどしてくれない。

止まっている時が1番不安なのだ。動いたら止まることが出来ない。行動するだけなので。至極優等生染みたことを言ったが、インスタントに取り掛かることのできることにしか如何せん手をつけていない。簡単に得やすいものを取り入れないとエネルギーが持続しない。簡単にメンヘラモードに陥る。恐らく腹底が深いぶん、沢山の養分がいる。人から得るパワーは良くも悪くも大きい。

 

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勝手に強くなれ。

1人に依存しなくても、世には知らないことが死ぬほどある。人間個体の依存はおすすめしない。なぜかと言うと「矛盾」と「変化」があるから。僕の「記憶」が「時間」と共に「相違」してしまうので。「時間」と共に「理想」が変化するのだ。人生において、時間概念からは避けられない。もっと「時」を意識した生活をした方がいい。

「物」の依存は勿論誰かの「理想」から作り出されたものなのだけど、「時間変化」は無い。僕の理想で永遠レベルで固定されている。

短期的に人に執着をしてしまうと、ロクなことが無い。好きな人は僕と同じ熱量でこちらを見ない。

それにばかり囚われてしまうのは時が止まってしまうのでよくない。

 

僕を救ってくれる人とだけ関われ。

好意をみせた瞬間にバランスがすべて崩壊する。期待(をした態度)をするな。誰も拾ってくれない。

その辺りの答えはまだ見えてないけど、結果はわかった。僕が気づかない所にきっと「答え」が転がっている。

 

男女の役割はもう崩壊した。昔のやり方も考え方も通じない。

全部違う違う違う違う違う、おかしい、合わない。

性別の特性なんかじゃ無い。性別だから後天的に役割が付随されて生き方が決められて振る舞い方が決められてきただけなのだ。

目を背けて知らなかったことに、なかったことに、誤魔化すことが出来ない。

真っ正面から対抗してしまう。これに関しては。

 

 

定期的に激しくどん底を見すぎて、ふと、現実に帰ると

外の「日常」は自分の想像よりも遥かにゆっくりと時は進んでいて、別に安心はしないのだけど非常に静かになって心に蓋がされる。

 

他人はどこまでの下を見ているのだろうか。

似たような人を感じると、また、近づきたいと、惹かれてしまう。